土嚢に代わる水嚢タイガーダム。大雨シーズンに備えあれば患いなし。
<簡単設置>土のうの1/30の労力で設置可能
チューブに注水するだけの簡単構造なので少人数、短時間で設置可能です。土のうは重く、高さ45cm×長さ15mも設置しようとすると3~4時間かかりますが、タイガーダムであれば20分で設置可能です。
<柔軟設置>あらゆる設置場所にフィットする柔軟性
カーブさせたり、直角に曲げての設置が可能であらゆる現場において柔軟に設置可能です。
また、専用スリーブを使用して長手方向に延長したり、段積みすることで高さを上げることができます。
水の重みで地形に合わせて多少沈むため、段差等にも比較的強い商品です。
<簡単管理>コンパクト保管
使用しないときはロール状に丸めてコンパクト化。
土を詰めた土のうと比較すると保管にスペースはおよそ1/45の少なさです。
水を抜いて保管頂ければ繰り返しご利用いただけます。
日本全国どこでもあり得る集中豪雨などの浸水
集中豪雨(しゅうちゅうごうう)とは、局地的で短時間の強い雨、つまり限られた地域に対して短時間に多量の雨が降ること。近年は台風やゲリラ豪雨などで日本全国至る所で集中豪雨の被害を耳にします。予測ができない集中豪雨。瞬く間に上がる水位。備えるだけではなくすぐに使えて効果的なもので目の前の大切な設備や資産を守りましょう。
災害から大切な資産を守る これからの浸水対策「タイガーダム」
土のうや砂袋に替わる新しい浸水対策。
それが、水のう型浸水防止システム「タイガーダム」です。
専用のスリーブでつなげることで長さ15mから数kmまで、
ピラミッド状に積み上げることで高さ50cmから、多様なサイズ・形状に調整可能。
設備を囲うようにチューブを設置したら、水を注入するだけでかんたんに簡易ダムが形成されます。
タイガーダムとは
従来の土のうや砂袋に換わる、水のう型浸水防止システム「タイガーダム」が、水害時の浸水対策時間を大幅に短縮。人々の危険を回避して、生命と財産を守ります。水を注入されたチューブ自身が水のうとなり、接続されることで大きなダムを形成。長さは15メートルから数キロメートルまで、高さは50cmから設置箇所に合わせて、多様な形・サイズが設定出来ます。仕様もいたってシンプル。簡単に接続し、組み立てる事が出来ます。
ポイント1:頑丈で施工性に優れた水のうシステム
タイガーダムは河川での流れを制限するために設計・開発された水のうシステム。だから、非常に頑丈で耐久性の高い製品となっています。水を注入された個々のチューブが水のうとなり、接続されることで大きなダムを形成。工学的にも優れた形状となります。
ポイント2:注入/設置を迅速に行える、シンプルな仕様
シンプルな仕様で設計されたタイガーダム。簡単に接続し、積み上げる事ができます。
各チューブはエンジンポンプを使用して約10分で水を注入することが可能です。注入後のチューブは単体で約3トン。確実な安定性を生み出します。 また、取り扱いも使用者の負担を大きく軽減します。取り扱い人数は2~3人からを想定しており、使用後は乾燥・掃除の後に折り畳んでコンパクトに収納が可能です。
ポイント3:耐候性の高い素材により、長期間繰り返しの利用が可能
土のう袋よりも耐候性の高い素材を使用しており、繰り返しの使用が可能ではるかに長持ちします。修理・メンテナンスを容易に行える補修キットもご用意しております。
水を注入された個々のチューブが水のうとなり、接続されることで大きなダムを形成。工学的にも優れた形状となります。
タイガーダムのメリットその1『短時間省労力』
設置して注水するだけ。
2人でもかんたんに施工可能。
タイガーダムの最大のメリットは、設置・撤去・収納がスムーズに行えることです。
チューブを設置するのは、2人~3人からで問題ありません。
重量は空の状態で約30kg。土のうと比べ扱いやすくなっています。
設置したらチューブに水を入れるだけ。
エンジンポンプを使用すれば1本約5分で注水できます。

タイガーダムのメリットその2『使用後の廃棄物ゼロ』
使用後は排水するだけ。
安心して使えるエコ性能。
浸水対策として使用した後は排水するだけなので、廃棄物ゼロ。泥や砂が残る心配はなく、非常に衛生的です。
乾燥・掃除のうえ、コンパクトに収納でき、繰り返しご使用いただくことができます。
タイガーダムのメリットその3『タフネス』
最長10年間、再使用可能。
耐久性の高いシンプルなデザイン。
タイガーダムは、河川での流れを制限するために設計・開発された水のうシステムです。
非常に頑丈で耐久性の高い製品となっており、最長10年間(最大UV定格)再使用可能です。
日光の届かない場所に保管した際は、より長期にわたってご使用いただくことができます。
また、簡単に修理・メンテナンスできる補修キットもご用意しています。
タイガーダム施工アプリケーション
インフラへの浸水対策
道路の浸水
台風やゲリラ豪雨によって、処理しきれないほどの雨水に見舞われた際、都市機能の動脈である交通網を守ります。
河川工事
洪水を未然に防ぐための河川工事では、川の流れを制御するために使われていた大型土のうの代わりにタイガーダムを活用できます。
発電設備への浸水
工場設備や会社運営で必ず必要な電気。発電設備や変電設備への浸水被害を防止するため、少人数かつ短時間で設置可能なタイガーダムは非常に効果的です。
建物への浸水対策
工場の浸水
企業の大事な設備である工場では、高価な商品や機械を浸水から守ります。日頃から防災訓練をすることで、より短時間での対策を可能にします。
オフィスの浸水
ビルやマンションなどへの浸水を防ぐことができます。屋外消火栓を活用して、タイガーダムに注水することができます。
地下への浸水
地下駐車場などを持つ建物では、地下の入り口部分での対策が必須になります。撤去も短時間できるため、現状復旧に手間がかかりません。
環境への浸水対策
オイルバリケード
石油流出事故の際に海岸線に沿って設置することにより、陸地への影響を防ぐオイルバリケードの役割を果たし、地球環境対策の役目を担います。
薬品工場
製造機械の不具合等で薬品が流出した場合、これらの危険物を包囲し、緊急収容する容器として使用することができます。
オイル関連施設
機械の故障や事故によって油の漏れが発生した場合の緊急対応として、敷地外への油流出を防ぐことができます。
タイガーダムの仕様 タイガーダム 本体50FT 15m
乾燥時
全長:16.46m 幅:0.75m 重量:約27.2kg
注水時
幅:55cm×高さ:48cm 容量:2,763L 重量:2,720kg
構造素材
ポリエステル加工膜チューブ 給排水バルブ構造※規定サイズの製品を組み合わせての設置が可能です。
※延長方向は制限なくに延長可能です。
※高さ方向にはピラミッド積で50cm~約2mまで設置可能です。
※特別な技術作業がないので、最低2~3名且つ女性でも設置可能です
よくあるご質問
Q. 誰でも扱えるものですか?
A. 特殊な技術は必要ありませんので、手順さえわかれば誰でも設置・撤去することができます。重量は空の状態で約30kgで、2人で持ち運ぶことが可能です。
Q. 設置にはどれくらいの人員が必要ですか?
A. 最低でも大人3名以上での作業を推奨しています。従来の土のうと比較して、少人数で大規模な堤防を築くことができます。
Q. 水源はどうやって確保するのですか?
A. 各施設に設置されている消火栓を利用することができます。その他プール、河川などからエンジンポンプを用いて注水することもできます。
Q. 常備している消火栓ホースは直接注水に使えますか?
A. 消防用ホースとタイガーダム注水口をつなぐアタッチメントを別途販売しております。事前にお使いのホースがどのタイプか確認し、ご提案致します。
Q. 斜面には設置できますか?
A. ある程度の斜面であれば、車両用の輪止めを使って転がりを防止することができます。
Q. 繰り返し使用するにはどうすればよいですか?
A. 使用後はできるだけ中を乾燥させ、丸めて保管しておきます。使用後の排水をしっかりと行うことが大切です。
Q. 設置長さや高さに制限はありますか?
A. 長さについては1本あたり約15mのタイガーダムをどこまでも連結することができるので制限はありません。高さについては、ピラミッド状に積み上げていくことになりますが、施工時の安全性を考え、タイガーダム5段分(約2m)を推奨しています。
Q. 耐久性は問題ないですか?
A. 耐久性テストは行っておりますが、外的な要因で小さな穴ができ中の水が飛び出すことがあります。小さな穴であれば、別途販売している応急処置キットを使い補修することが可能です。
Q. 購入前の試験設置は可能ですか?
A. 自治体や法人のお客様には、現地でのデモ設置を弊社で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。