ビームフォーミングとは
ビームフォーミング(beamforming)とは、電波の指向性を所定の方向に高める技術です。
5Gのように周波数が高くなればなるほど、データを大容量且つ高速にできますが、反面到達距離は短くなります。
多数のアンテナを形成し、各アンテナからの電波の位相を少しずつずらしていくというもの。
各アンテナから出た電波は全て同じ方向に飛ばすことができるため強度が増し、また遠くまで飛ばせるようになります。
そのため5Gの開発には必要不可欠な技術です。ミリ波のビームフォーミングデバイスの専門メーカーであるTMYTEK社の製品は既存の信号発生器(28GHz帯対応品)からの1つの入力で、ビームフォーミングが可能な画期的製品が多数ございます。
Dev Kit 28GHzとは
教育機関様向けの送信機・ビームフォーミングモジュール・受信機のオールインワンキットです。
ビームフォーミングモジュールは同時に制御可能な4列のアンテナを内蔵し、
専用ソフト又は提供のAPIを用いてEthernetで制御する事で、 各RFチャンネルの振幅・位相をコントロールして
電波の入出力が可能です。
キット内容
参考動画
主な仕様
・製品構成 :モジュール方式(同軸接続)
・動作周波数 :26.5~29.5GHz
・RFコネクタ :2.92mmコネクタ
・PLO出力 :+2 dBm
・アンテナゲイン:15 dBi
・動作電圧 :USB Type-C (5V/2A)
・制御ポート :RJ45
・ソフトウェア :付属ソフトUI及びAPI